私が小学校の頃は、こういった不登校は、家の事情とかのことが多く、心のトラブルなど聞いたことがありませんでした。もちろんいじめはありましたが、止めてくれる人やかばってくれる友だちもいて、それなりに調節されていたように思います。ところが、現代では、一人ぼっちで、結構ヘビーな気持ちにさせて、不登校の理由はそうした中から生まれているように、言われています。だから、解決がうまくいかないと、その子どもの将来までも影響があるように組み込まれてしまっているのが、残念でした。
私の娘は、不登校になり、そして家にいません。プチ家出をされて、私は渋谷や新宿まで探して、やっと見つけて、家に連れて帰ったといったことがありました。中学生のときです。反抗期とそういった友だちとのトラブルが原因だったようです。そのときにお世話になったのが、催眠療法でした。はじめは、気合いの問題だと思っていたのですが、今と昔の差なのかもしれません。状況と時代の背景が違いますと言われました。子どもの心は繊細だと言われ、共働きだった我が家の問題なのだろうか、育て方が原因なのか、そういったことを思うと、何だか切なくなりました。
その催眠療法を受け始めて、心のケアが本格的になってくると、寂しさや、勉強による分からないことの恐怖、恥をかいたときの冷たい視線、そういった状況娘は負けてしまったのだと思います。段々向き合うようになってきたとき、この催眠療法の効果を知りました。焦ってはいけない、怒って悪化させてしまったことに今ごろになって気づいても遅かったのです。いろいろ分かるものだなと思い、娘との会話が増えた途端、学校生活への復帰もできるようになったのです。笑わせてあげることが一番の薬だったようです。